「体の内側と外側から健康に」をコンセプトに、楽天市場でオーガニック食品やコスメなどを販売するニール健康ラボ。2022年に立ち上がった事業の責任者は、なんと新卒3年目のWEBデザイナーでした。しかし、新規事業の立ち上げに挑戦する彼女の前に、あらゆる壁が立ちはだかります。はたして彼女は、どのような想いで健康食品を届けるに至ったのでしょうか。
きっかけは「三本目の柱」でした。ブランド腕時計販売、ペットグッズ販売に続き、世の中に価値を届けられる事業を作りたい。そこで代表・玉江が目をつけたのが、健康食品業界への進出でした。それは、スーパーマーケットなどの量販店で健康食品が取り扱われることが増えてきたことで、需要が高まっているのではないかと予測していたから。しかし、それと同時に「有象無象の健康食品の中で、何を買えばいいかわからない」という悩みがあるのではないか、と考えたのです。その悩みを、新流の得意とするEC領域であれば解決できるのではないか。早速事業化を計画したとき、責任者の座に立候補したのは新卒3年目のWEBデザイナー・阪井でした。
昔から「新しいもの好き」だったという阪井。「まずは挑戦してみよう」と意気込んで新規事業の立ち上げに取り掛かりましたが、思わぬ壁が立ちはだかりました。新流がECプラットフォームで新たなジャンルに踏み出すのは、ペットグッズ販売での出店から約17年ぶり。当時とは制度が変わり、新しい商品を取り扱う難易度も大幅に上がっていたのです。しかし、阪井に与えられた選択肢は地道に交渉を進めることだけ。企業概要や製品のパッケージはもちろん、倉庫やオフィスのパソコンの写真まで、あらゆる情報を審査されては、さらなる情報を要求される…の繰り返し。しかし、諦めるわけにいかない理由が阪井にはあったのです。
それは、新規事業の立ち上げを決意してすぐのこと。阪井は、代表・玉江と共に、出品予定の商品を生産する養蜂家やナッツメーカーの方の元に顔を出していました。そこで肌で感じたのは、圧倒的な商品へのこだわり。地球に還る素材で巣箱を作る、環境にやさしい蜂蜜。製造工程にこだわった、無添加のナッツ。その全てに、アイデアと想いがこもっていました。だからこそ、事業立ち上げが難航しても、生産者の熱い想いを無駄にすることはできなかったのです。多くの人に素敵な商品を届けて、健康に過ごしてもらいたい。その想いを胸に地道に交渉を続け、6ヶ月後に念願の開店が決定したのでした。
はじめて新規事業の責任者に立候補し、形にするまでの半年間。さまざまな生産者様の想いにふれるともに、阪井に芽生えたのは確かな責任感でした。まだまだ、ブランド腕時計販売・ペットグッズ販売に売り上げ規模で肩を並べているとは言えないニール健康ラボ。しかし、食べ物にこだわりを持つお客様からは徐々に知られており、売り上げも上がってきています。ここから知名度を高め続け、目指すのは『健康食品』ときいて真っ先に思い出してもらえるショップです。「生産者様のこだわりをもっと多くの人に伝えたい」という志を抱き、阪井の挑戦はまだまだ続きます。
事業内容を見る2005年。創業間もない中で私たちは、ペットグッズ販売のECサイト「コジコジ」を立ち上げました。当初から順調に売り上げを伸ばし続けていましたが、とある失敗が原因で会社が経営危機に。当時どのように危機に向き合い、事業を伸ばしてきたのでしょうか。
ペットグッズ販売への挑戦経営理念を刷新し、ECの領域を超えたあらゆる分野に踏み出していく決断をした新流。オンライン医療の実現に立ち上がった医師たちと力を合わせ、代表・玉江がどのようにサポートし、クリニックの実現までたどり着いたのか。ご紹介します。
ニールクリニックへの挑戦